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史上最強&容姿端麗!ハイスペックがすぎる「呪術廻戦」五条悟の5つの魅力

#呪術廻戦
2024年1月9日 by
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映画ライターのSYOと申します。日本のドラマ・映画界に欠かせない俳優さんの「5つの魅力」を分析する本企画も、第21回を迎えました。今回は番外編として、編集部からリクエストいただいた『呪術廻戦』の五条悟について書かせていただきます。

いまや『呪術廻戦』は、社会現象化するほどの超人気コンテンツ。原作コミックは売り切れ続出、関連グッズも即完売状態です。TVアニメ第2クール目も大盛り上がりで、何より僕自身も週刊少年ジャンプで連載開始された当初から追いかけている大好きな作品です。そう考えると「俳優じゃない」は“僕にとっては町でアンケート取らされた位のハプニング”なので、ありがたく書かせていただくことにしました。

ということで、五条先生の魅力を5つに分けて紹介させていただきます。序盤はアニメ化済みの内容に絞りますが、後半は“縛り”を外すので、アニメ派の方はご注意を。ファンの皆々様は、蕩蘊平線のように広く穏やかな心で見ていただければ幸いです。

引用:Amazon

1 分かりやすく天井! 圧倒的な強さ

引用:Amazon

まず『呪術廻戦』の概要をサラッと紹介すると、呪いと戦う“呪術師”たちのお話です。主人公の虎杖悠仁は、最強最悪の呪いの王・両面宿儺の“器”になったことで、呪術師と接触。東京の東京都立呪術高等専門学校に入り、呪術師としての経験を積んでいきます。その虎杖を導く先生が、五条悟です。

五条先生の魅力は、何といっても強いこと。原作者の芥見下々先生が「分かりやすい天井が欲しくて」登場させたという五条先生は、呪術師の頂点にいる男なのです。少年漫画の華といえば、やっぱり強さ。読む側が思わず「カッコいい……!」とほれ込んでしまうほど、圧倒的な力ですべてを制圧してしまう(しかもクールに!)五条先生は、読者の“憧れ”を具現化した存在と言えるかもしれません。

どんなにピンチに陥っても、彼が来た瞬間に形勢は逆転する。徹底的なチートキャラであり、スターであり、僕らが三輪霞のように「ヤッベー! 生五条悟! 生五条悟だ!」となるのも当然なのです。

2 どんな相手にも傲岸不遜! だって最強だから

とにかく強い五条先生ですが、面白いのは本人もそれを自覚していること。故に上層部に対しても、呪霊に対しても超上から目線で噛みつきます。何たる不遜な男! ただ、本人が最強のため、食って掛かったところで返り討ちにあうのは必定。そのため、唯我独尊を地で行くキャラクターに拍車がかかっています。とはいえ、強いは正義。相手が屈強でも狡猾でも関係なく、煽りまくって叩きのめす格好良さたるや!

現実社会では、強気に出たくてもぐっと堪えるしかないときも多いですよね。辛酸をなめたからこそわかる、五条先生への羨望……。「大丈夫。僕最強だから」「生徒の前だからね。カッコつけさせてもらうよ」「若人から青春を取り上げるなんて許されていないんだよ。何人たりともね」「少し乱暴しようか」等々、「一度でいいからこんなことを言ってみたい!」というセリフの数々も、彼の魅力です。

ちなみに五条先生、勝手が過ぎすぎて周囲からは結構ウザがられていますが、それもまたご愛敬。「私はこの人を信用しているし信頼している。でも尊敬はしてません」という後輩・七海健人の評価は、言いえて妙です。

3 アイマスクを外すとスイッチオン! 戦闘中も魅せる

いわゆる天才タイプである五条先生は、強すぎるがあまり、己の能力を抑えるためにアイマスクやサングラスを着用しています。その彼が自らの目をさらすとき……それはちょっとだけ本気を出した合図。その仕草が超絶にクールで、「開眼!」と叫びたくなります(目が素晴らしく澄んでいて美しい)。

そうした所作も、五条先生が人気を集める理由のひとつでしょう。アニメ版だと、『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』のブローノ・ブチャラティ、『僕のヒーローアカデミア』のホークスなど、ジャンプアニメの人気キャラを多数演じる声優・中村悠一さんの「声の変化」も楽しめます。ここぞというシーンで、一層「いい声」にギアを上げてくれるので、より見せ場が引き立ちます。

また、自分の能力にかまけず、呪力を使った戦闘だけでなく、肉弾戦も強いというのがミソ。さらに、必殺技のひとつである「無量空処」を発動させたときのドキドキ感! 「もうあの人1人で良くないですか?」と言いたくなるほど、ハイスペックなのです。

4 強者がゆえの孤独…胸に秘めた、哀しき過去

さて、ここから2つは未アニメ化の内容に踏み込んでいきましょう。強すぎて反則キャラの五条先生ですが、何もかもを手に入れられるわけではありません。心の奥底には、悔恨を抱えているのです。その“傷”が、彼をより奥深いキャラクターへと成長させています。

五条先生が高校生の頃、ライバルであり相棒でもある同級生・夏油傑が壮絶な事情から、闇堕ちして“呪詛師”へとなってしまう。五条は彼を止めようとするものの、葛藤の末に手を下す決心はできなかった……。親友と別々の道を歩むことになった五条は、「俺だけ強くても駄目らしいよ。俺が救えるのは、他人に救われる準備がある奴だけだ」とつぶやくのだった……。

ただ強いだけでなく、過去の悲しい出来事が、彼を「最強」へと押し上げたという事実。やがて教師となった五条は、夏油と敵として再会を果たすのでした。その模様は『呪術廻戦』の第0巻に収録されているので、もしまだ未読の方がいらっしゃったら、ぜひご一読ください。上記のエピソードとあわせて読むと、五条先生への印象ががらりと変わるはずです。

5 狂気を心に飼い、それでも正道を歩む

4のエピソードで衝撃的なのは、学生時代の五条が能力に目覚めると同時に、狂気に染まってしまうところ。瀕死の状態に追いやられ、その中で呪力の核心をつかんだ五条は、夏油が「悟…だよな?」と驚くほど、別人のように変貌していたのでした。その際の彼は、一般人を前にして「コイツら殺すか? 今の俺なら多分何も感じない」と夏油に尋ねます。

もちろん、教師になってからも時折“闇”を垣間見せる瞬間はありますし、呪霊に対しては容赦なくボコボコにするなど非常な一面を持つ五条先生ですが、過去編で見せた狂気の表情は、いつ見てもぞっとさせられます。ただ、ギリギリのところで踏みとどまり、後進を育てようと決意した彼。いつもはおちゃらけていても、彼の真意や目的はちゃんと筋が通っており、人類の未来を考えている。要は、ヒーローとしての“心”を、自ら手に入れた人なのです。

だからこそ、虎杖が苦しい目に遭ったときにはひそかに悔やむし、彼の身を案じている。それは、幼少期から目をかけていた伏黒恵たちに対しても同じ。一本筋が通った五条先生は、やっぱり最強でした。

まとめ

多くの人を虜にしている五条先生。もちろん、見た目が人気を集めている部分もあるでしょうが、それだけではない魅力が多々あります。過去編のアニメ化も期待が高まりますし、少年ジャンプ本誌派の自分としては、どのタイミングで彼が“復活”するか、今か今かと待ち構えているところ。何にせよ、追いかけ続けたいキャラクターであることは、間違いありません。

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※ページの情報は2024年1月9日時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

SYO (映画ライター)

1987年生。東京学芸大学卒業後、映画雑誌編集プロダクション・映画情報サイトの勤務を経て映画ライターに。「CINEMORE」「装苑」「CREA」等に寄稿。劇場公開映画の脚本・編集協力や映画祭の審査員等も務める。

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