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池袋ウエストゲートパーク・ムコ殿・D×D!男性人気も高い”ワイルド系俳優”長瀬智也、ドラマの歴史を振り返る

#長瀬智也
2021年12月13日 by
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「ジャニーズ事務所退所の意向をかためた」というニュースが出て以降、TOKIOの長瀬智也さんの今後が気になります。

グループとしての音楽活動、バラエティ活動も盛んだった長瀬智也さんですが、芸能生活を語る上で欠かせないのは俳優としての顔。

クドカン作品で見せるコメディアンとしての顔、ちょっと影がある役で見せるシリアスな顔…。長瀬智也さんの俳優としての軌跡を追ってみました。

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脇役で見せた確かな演技力

主演で華々しくドラマデビュー!というのではなく、脇役からスタートした長瀬智也さん。

94年に矢沢永吉さん主演で放送された学園ドラマ「アリよさらば」、赤井英和さん主演の大家族もの「好きやねん父ちゃん」シリーズ(シリーズ最終作はグループ仕事も忙しくなり、骨折したという体でほとんど出演シーンがなかったのも懐かしい)。

深津絵里に恋する青年を演じた「最高の片想い」(95年)。野球選手として将来を嘱望されつつも、怪我で選手生命を断たれ、荒れた生活を送る役を絵じた「恋人よ」(96年、鈴木保奈美さん主演)。

若干滑舌に不安があったものの、様々な役をこなし、ドラマ出演がデビュー直後から連続しているような状態でした。

役者街道を決定づけた「白線流し」

「白線流し」で”俳優・長瀬智也”が全国区となったのは言うまでもありません。

定時制高校に通う渉(長瀬智也)と、全日制に通う園子(酒井美紀)のピュアで淡い、恋とも呼べないような恋、進学の悩み、家庭の悩みなど、長野県松本市を舞台に繰り広げられる青春ストーリー。

無口でぶっきらぼうだけど優しさを持つ渉役が、当時のまだ少年らしさを残している長瀬智也さんのビジュアルとマッチし、話題を呼びました。

「白線流し」ヒット後、ちょっと不幸な生い立ちで、無口で影のある役がよく回ってくるようになったほど、視聴者にもテレビ業界にも印象を残したドラマといえるのではないでしょうか。

いまだにスピッツの「空も飛べるはず」を聞くと、このドラマを思い出す人も多いはず。

長瀬智也&岡田准一初共演!「D×D」

97年に放送された長瀬智也さん主演作で、岡田准一さんとバディを組んだ作品。

ゴーストハンターとして怪事件を解決していく1話完結もので、ブレイク前の仲間由紀恵さんらがゲスト出演しています。

「D×D」は、岡田准一さんが役者として目覚めた作品。デビュードラマの「Vの炎」では、監督のスパルタとデビューということで右も左もわからなかったのが、この作品で演技の楽しさを知ったとインタビューで語っていました。

その言葉通り、ふたりの演技が化学反応を起こし、どこまでが台本でどこまでがアドリブかわからないかけあいなどが軽快。

岡田准一さんとの共演は「タイガー&ドラゴン」に、毎回出てくる霊に惚れちゃったりするのは「うぬぼれ刑事」につながっているような気もするドラマです。

社会現象になった「池袋ウエストゲートパーク」

「池袋ウエストゲートパーク」は、以後ドラマや映画でタッグを組むことも多い、宮藤官九郎さん脚本作で、2000年放送。

キング役で大ブレイクした窪塚洋介さん、ドーベルマン山井役の坂口憲二さん、ブレイク前の初々しい山下智久さん、妻夫木聡さん、高橋一生さん。そして今やハリウッドスターの渡辺謙さんという豪華俳優陣で、何回深夜に再放送するんだ!というくらい再放送された人気ドラマです。

ちょっとアホだけど気がいい、「めんどくせえ!」と言いながらも、池袋で起きた事件を解決していく誠役が清々しく、男性ファンもしっかり掴みました。

ソロデビューも果たした「ムコ殿」

「ムコ殿」は普段はバカで人懐っこく、でも表の顔は抱かれたい男ナンバーワンのクールキャラという大スター・桜庭裕一郎が極秘でムコ入りするという、2003年に放送されたホームドラマ。

まだ21歳だった竹内結子さんが奥さんのさくら役。さくらの姉の子ども役では、若干8歳の神木隆之介さんも出演していました。

家ではさくらラブでヘアバンドにダサメガネ&トレーナーというギャップのある役をキュートに演じ、それまでのカッコいいイメージから、コメディもこなせる幅と、かわいさも表現できることを示し、役者としての可能性を広げた役といえます。

桜庭裕一郎名義で劇中歌でもある「ひとりぼっちのハブラシ」でソロデビューも果たしました。

岡田准一と再タッグ!「タイガー&ドラゴン」

2005年に単発スペシャルドラマとして放送され、同年連ドラになった長瀬智也さん&岡田准一さんのW主演作。

笑いを忘れたヤクザが落語の師匠に弟子入りし、落語を学ぶ過程での人情や師弟愛、家族愛を描いたコメディ。

西田敏行さんとの師弟を超え、家族のようになっていく関係性で見せた演技は、泣かせようとしていないけど泣かせる力があります。

長瀬智也さんの「泣かせようとしていないけど泣かせる演技」は、その後「泣くな、はらちゃん」(2013年)や「ごめん、愛してる」(2017年)でも発揮しています。

心の琴線を刺激する繊細さと、大袈裟にはならない力強さを兼ね備えた演技だからこそなせる技ではないでしょうか。

28歳での高校生役「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」

長瀬智也さん出演作品で、最もコメディ色が強い「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」(2006年)。

握力は180kgあるが90秒以上考える事ができないというアホすぎるヤクザの若頭が、組みの跡目を継ぐために、10歳サバを読んで高校に編入

本当の高校生世代の新垣結衣さんや手越祐也さんに囲まれ、制服姿で恐ろしいまでの顔芸を披露し、コメディアンとしていくところまでいった!と思わせてくれたドラマ。

まとめ

俳優としての長瀬智也さんの代表作を追ってきましたが、いかがでしょうか?

イケメンなのに”わかりやすい恋愛ドラマ”がないというのも、なかなか珍しいのではないでしょうか。

もしジャニーズ事務所を退所しても、役者の顔を見せてくれることを期待しています!

長瀬智也・歴代出演ドラマを星評価!

TVログでは長瀬智也さんの歴代出演ドラマに5つ星の評価をつけることができます!よかったら評価をお願いします。

▼無人島で生き延びるために連れていきたい俳優ベスト9!にランクインしました!

※ページの情報は2021年12月13日時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

TVマガ編集部

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