韓国ドラマ「スタートアップ：夢の扉」のあらすじ・見どころ・感想・口コミを紹介！

韓国のテレビ局tvNにて10月17日から始まったドラマ「スタートアップ: 夢の扉」が、動画配信サービスNetflixにて世界同時配信され、日本の総合TOP10にランクインするなど人気となっています。

物語は、“韓国のシリコンバレー”といわれるサンドボックスを舞台に、スタートアップでの成功を夢見る若き起業家たちの、”始まり（START）”と”成長（UP）”を描く青春ストーリー。

ヒロインを務める女優ペ・スジが、ドラマ「あなたが眠っている間に」以来、オ・チュンファン監督とパク・ヘリョン脚本家と再タッグを組んだ作品で、若者たちが繰り広げる挑戦と成長、胸キュンな三角関係の恋愛模様がSNSでも話題に！

こちらではそんな韓国ドラマ「スタートアップ: 夢の扉」を詳しくご紹介します。

引用： NETFLIX

韓国ドラマ【スタートアップ：夢の扉】とは？

ドラマ「スタートアップ: 夢の扉」は、ドラマ「愛の不時着」など、大ヒットドラマを量産している韓国のテレビ局tvNにて放送中の青春ストーリー。韓国での本放送終了後に、動画配信サービスNetflixにて全世界に向けて公開されています。

ドラマタイトルの”スタートアップ”とは、新たな市場の開拓を目指して革新的なイノベーションを構築し、急成長し続けるビジネス形態のこと。物語は、韓国のシリコンバレーといわれるサンドボックスを舞台に、”スタートアップ”での成功を夢見て奮闘する若者たちの始まり（START）と成長（UP）を描きます。

主演は絶大な人気を誇る女優のペ・スジが務め、彼女を巡り三角関係の恋愛模様を展開するのが、若手人気俳優ナム・ジュヒョクと、人気急上昇中の俳優キム・ソノ。彼ら若き起業家たちの奮闘には勇気を、胸キュンなロマンスにはときめきをもらえる作品です！

【スタートアップ：夢の扉】あらすじ＆登場人物＆キャスト紹介

あらすじ

15年前に両親が離婚し、文通相手”ナム・ドサン”からの手紙を心の支えに辛い日々を乗り越えたソ・ダルミ（ペ・スジ）は、契約社員としてしがない日々を過ごしていた。そんなある日、15年前に母と家を出ていき、今はCEOとして成功している姉のウォン・インジェ（カン・ハンナ）と再会するが、見下されたことに腹を立てたダルミは「ナム・ドサンと起業準備をしている」と見栄を張り、1週間後に迫る交流パーティーにドサンと一緒に出席するハメになってしまう。

しかし、実は15年前の”ナム・ドサン”からの手紙は、投資会社SHベンチャーキャピタルの首席チーム長であるハン・ジピョン（キム・ソンホ）が書いていたもの。当時、孤児の高校生だったジピョンは自分に親切にしてくれたダルミの祖母ウォンドク（キム・ヘスク）に頼まれ、その時、たまたま新聞に載っていた数学の天才少年”ナム・ドサン”のふりをして、ダルミを元気づける手紙を書いたのだった。

そして、ダルミが”ナム・ドサン”を探していることを知ったウォンドクとジピョンは、偶然にも本物のナム・ドサン（ナム・ジュヒョク）を探し出すが、現在の彼は、お金もセンスも未来もない最悪の状況で…。

登場人物

引用： NETFLIX

ソ・ダルミ／演：ペ・スジ

大学を退学して様々なアルバイトを経験し、今はしがない契約社員。両親の離婚により父に引き取られたが、父が急死。祖母のもとで育つ。幼少時代に文通していた”ナム・ドサン”は心の支え。姉を見返すため、そして人生逆転を夢見て”スタートアップ”に挑戦する。負けず嫌いで自尊心が強い性格。

アイドルグループmiss Aのメンバーとして2010年にデビューしたスジは翌年、最高視聴率20％を記録した大ヒットドラマ「ドリームハイ」に出演して以降、女優としても活動。2012年の映画「建築学概論」で演じた役柄から”国民の初恋”と呼ばれるように。飾らない人柄とナチュラルな美貌で高い人気を誇ります。

ナム・ドサン／演：ナム・ジュヒョク

サムサンテックの創業者で、ソフトウェアエンジニア。子供のころは”数学の天才”として家族にとって自慢の存在だったが、15年が経った今では投資金も回収できずに家族の恥となる寸前。しかし諦めない情熱と、追随を許さない高いプログラミング能力をもつ。再び輝くため”スタートアップ”に挑戦する。

ナム・ジュヒョクはモデル出身の俳優で、2016年のドラマ「麗＜レイ＞～花萌ゆる8人の皇子たち～」で注目を浴び、初主演ドラマ「恋のゴールドメダル～僕が恋したキム・ボクジュ～」で演じた体育大生の水泳選手役で大ブレイク。等身大でリアルな彼氏を演じさせたら彼の右に出る俳優はいないはず!?

ハン・ジピョン／演：キム・ソノ

SHベンチャーキャピタルの首席チーム長。類まれな投資スキルをもち、高層マンションを所有し高級外車に乗る成功者。クールで周りへのダメ出しも容赦ないが、過去に唯一、自分に親切にしてくれたダルミの祖母・ウォンドクの前だけでは穏やか。彼女に借りを返すため”スタートアップ”に挑戦した。

2009年に舞台デビューしたキム・ソノは、8年間にわたり演劇界で活躍。2017年の「キム課長」でドラマ界に進出して以降は、「100日の郎君様」など、短期間で多くのドラマに出演しています。そして本作で人気が急上昇。現在34歳で大ブレイクを果たした大人の魅了をもちあわせる俳優です！

ウォン・インジェ／演：カン・ハンナ

父とダルミを捨てて母と家を出ていったダルミの姉。母は財閥モーニンググループのワン会長と再婚し、現在は学歴、美貌、財力すべてを持つCEOだが、実の息子に会社を継がせたいワン会長により会社を追われる。犬（捨て駒）にならないため”スタートアップ”に挑戦。利己的で気が強い性格。

チェ・ウォンドク／演：キム・ヘスク

ダルミの祖母。夫と死別後、小さなホットドッグ屋を経営して息子を大学までいかせた。現在は孫のダルミと暮らす。人情深く、15年前、孤児院から自立したものの行く当てもなく、途方に暮れていたジピョンに声をかけ、無条件で店に住まわせしばらくの間ともに過ごした。

キム・ヨンサン／演：キム・ドワン

サムサンテックの共同創設者で、ソフトウェアエンジニア。ドサンとチョルサンとは同じ大学、同じサークル出身の友人。大企業に勤めていたが、両親に内緒で退職してサムサンテックに合流した。スティーブ・ジョブズのような成功者たちの名言を引用することが好き。

イ・チョルサン／演：イ・スビン

サムサンテックの共同創設者で、ソフトウェアエンジニア。全羅道なまりが印象的な彼は、ドサンとヨンサンと同じ大学、同じサークル出身で、サムサンテックに参加。トサンのコーディングスキルの高さを誰よりも知っているため、彼を信じて従っている。

【スタートアップ：夢の扉】見どころ紹介

【スタートアップ：夢の扉】見どころ1：仕事に前向きになれて、自分も頑張ろうと思える

今は学歴があっても就職難の時代、奨学金を抱えて苦労している若者たちも多いのではないでしょうか。物語は、韓国のシリコンバレーといわれるサンドボックスを舞台に、”スタートアップ”での成功を夢見て奮闘していく若者たちを描く青春ストーリー。

そのため、ダルミやまわりの登場人物が、自分の夢にむかって頑張る姿はキラキラと輝いていて、第一歩を踏み出す緊張感や、彼らの熱いディスカッションに、いい刺激をもらえるはず！仕事をこれから頑張りたい人や、頑張っている人に特におすすめしたい作品です。

【スタートアップ：夢の扉】見どころ2：ダルミをめぐる三角関係はドサン派とジピョン派で真っ二つ！

ドラマでは、若き起業家たちの奮闘を描くと同時に、ダルミ、ドサン、ジピョンによる三角関係も見どころ！ダルミはナム・ドサンと一緒に仕事をしていくなかで恋に落ちていきますが、15年前に文通していた相手はジピョン。まだそのことを知らないダルミに、ドサンとジピョンも恋をしていきます。

この二人の男性。ドサンは、諦めない情熱と高い仕事能力をもち、ダルミと同じ歩幅で夢に向かって歩き出す。一方、完璧なスペックをもつ成功者のジピョンは、幼稚で憎めない面をもちあわせるなど、二人とも魅力に溢れ、1話のほとんどがジピョンを中心に描かれていることから、男性主人公がどちらなのか分からない展開。視聴者の間でも、人気はドサン派とジピョン派で真っ二つとなっています！

【スタートアップ：夢の扉】見どころ3：キャラクターが個性的で味がある！くすっと笑えるシーンが多い

若き起業家がテーマなため、情熱的で野心家な女性キャラクターが多めですが、男性は仕事の能力は抜群ながらもシャイな人が多い印象。ドサン、チョルサン、ヨンサンの3人組は同じ工科大学出身であり、会社を一緒に設立したかけがえのない仲間ですが、恋愛経験ゼロの彼らの大学生のようなノリはみていて微笑ましい！

そして、完璧なスペックをもつハン・ジピョンは、ダルミとドサンが親しくなっていくのが気にかかり、やがて自分がダルミを好きだと気付いてからの嫉妬など、特に男性キャラクターを見ていて笑えるシーンが多々あります。そんな彼らに注目ですよ！

【スタートアップ：夢の扉】見どころ4：心あたたまるおばあさんの存在

ダルミと祖母のウォンドクの仲のいい暮らしぶりは見ていて癒されるほどですが、ウォンドクは学生たちが集まるホットドッグ屋の店主で、人情味あふれる性格です。そんな彼女が声をかけたのが、当時孤児だった高校生のハン・ジピョン。孤児院から自立して途方に暮れていた時に無条件で店に住まわせ、友情のような関係を築いていました。

しかし、ある勘違いから突然別れの日を迎えます。ウォンドクはジピョンに新しいスニーカーを履かせ、「成功したら連絡せずに、辛いときだけ連絡して」と声をかける。このやりとりは心に響く名シーンですが、今の彼の成功はそんなウォンドクの存在があったから。再会のときにウォンドクが発したのは「なんできたの？どこか痛いの？行く場所がないの？」というやさしい言葉でした。

【スタートアップ：夢の扉】見どころ5：圧倒的な映像美

ドラマの1話冒頭から、たくさんのドローンを使ったオシャレな空の演出に引き込まれ、要所要所に出てくる美しい桜の風景にウットリ！そしてカラフルな色使いの会社サンドボックスなど、物語に出てくるドラマとは思えない映画のような映像も大きな魅力的です。また、ダルミが文通をするシーンでは、情緒的な風景のなかに文章が浮かび上がるなど、懐かしさの中に新しさも。圧倒的な映像美の数々をぜひ楽しんで！

【スタートアップ：夢の扉】みんなの感想・口コミ

まとめ

こちらでは、韓国ドラマ「スタートアップ: 夢の扉」をご紹介しました。ちなみに登場人物の名前は、特定の人物を連想させたり、誤解を避けるため、韓国の地下鉄の駅名と同じになっているそうですよ！

ぜひ動画配信サービスNetflixで「スタートアップ: 夢の扉」を見て、”スタートアップ”での成功を夢見て奮闘する若者たちの成長を見守ってください！ダルミを巡る三角関係の結末にも注目です！

※ページの情報は2020年12月20日時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。