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【辛酸なめ子コラム】横浜流星&浜辺美波が徹夜で作る「あんこ」が官能的すぎる!?「私たちはどうかしている」

#横浜流星
2020年8月26日 by

横浜流星と浜辺美波のダブル主演ドラマ「私たちはどうかしている」第二話は世帯平均視聴率が7.8%を記録(ビデオリサーチ調べ)。美しい和服の2人の壁ドンやキスシーン、ベッドシーンなどが披露され「目が離せない…」「きれいすぎてため息が出る」とSNS上は大興奮状態です。

コラムニストの辛酸なめ子さんも「私たちはどうかしている」をチェックしているひとり。さっそく視聴した感想を語っていただきました!

きれいすぎる浜辺美波には友達がいない!?闇を抱えたヒロインにマッチ

猛暑なので、クールビューティで涼しくなりたい……しかもちょっと怖いテイストでゾクゾクできるという、今最も需要があるといっても過言でないドラマが「私たちはどうかしている」です。同名の漫画が原作(安藤なつみ作)の、日本テレビ夏の水曜ドラマです。

公式サイトには「今、最も美しい2人が、美しい和菓子の世界を生きる!」という紹介文が。それは決して大げさではなく、浜辺美波×横浜流星というW主演の美男美女が和菓子を媒介に繰り広げるドラマから目が離せません。このところ韓国の配信系恋愛ドラマが人気で、そちらもルックスのレベルが高かったですが、「私たちはどうかしている」は日本の美男美女も負けていないと世界にアピールできる作品です。

ところで、以前から浜辺美波は美人なのに闇を感じるのが気になっていました。先日バラエティー番組で「友だちがいない」「連続殺人犯系のミステリーが好き」と話していて、闇の部分の一端を見た気がしました。たぶん、きれいすぎて女子に警戒されて、友達ができなかったのではないかと推察。今回の、闇を抱えたヒロインの役柄にもマッチしています。

椿と七桜の再開シーンは”ツンデレ”はなく”ツンツン”状態

舞台は石川県の老舗の和菓子屋、光月庵。石川県といえば和菓子屋が多いイメージです。ヒロインの七桜(浜辺美波)は幼いころ、和菓子職人だった母と住み込みで、こちらの光月庵にお世話になっていました。光月庵のひとり息子の椿(横浜流星)と一緒に和菓子作りを練習していた七桜。でもある時、椿の父親が血を流して殺されるという事件が起こり、なぜか罪を着せられた七桜の母親が警察に連行されてしまいます。そして無実を晴らすことなく非業の死を遂げた母。七桜は、あの時、母親が犯人だと名指しした椿を恨んで育ちます。

大人になったある日、茶道の家元令嬢の結婚式の引き出物を決めるための和菓子対決に参加した七桜。対戦相手はなんと光月庵の椿でした。久しぶりに再開した椿は七桜のことを覚えていない様子。和菓子対決は、茶道の家の忖度で光月庵に決まりますが、落胆した帰り道、七桜は椿に「俺と結婚しない?」と突然プロポーズされます。

七桜は当たり前に躊躇しますが、母の濡れ衣の真相を知りたくて「しましょう、結婚」と承諾し、お互い何か別の意図がありながらも、契約の結婚の約束をします。椿は七桜の和菓子の腕を見込んで、店の将来のためスカウトしたかったのでしょうか。2人の間に流れる冷たくよそよそしい空気。まだツンデレの気配もなく、2人ともツンツンしていますが、今後の変化から目が離せません。

結婚の儀式をぶち壊し、家に居座る七桜…まさに”どうかしている”展開

七桜は椿に家に来いと指定された日に光月庵を訪れると、なんと日本屈指の旅館のお嬢さんと椿が結婚の儀式を行っている最中でした。略奪婚という格好になってしまった七桜ですが、両家の親戚も揃う中、なんと突然椿が七桜にキス! このキスシーンの美しさが忘れられません。甘さが感じられない2人のクールなキスでした。両家の人たちも一瞬フリーズしていましたが、そのあとは当然、修羅場になっていました。

和菓子屋の大旦那が事態をおさめたものの、相手は激怒。そして椿の母親、今日子も激昂し、椿にビンタします。この怖い母親を観月ありさが演じていて、もともとキツめのメイクが似合うので役柄にハマっていました。母の濡れ衣の真相を知りたい七桜は静かに耐え、「今日からお世話になります」と、そのまま押しかけ女房のように家に入ります。まさにどうかしている展開です。

蝶を愛でながら「とおりゃんせ」を歌う…やばい観月ありさ。いじめのシーンに期待大

第一話から激しいストーリーで、第二話は、さらなる試練に襲われる七桜。ギスギスした和菓子屋の厨房で皿洗いからスタートしますが、お得意先の呉服屋、白藤屋に和菓子を届けるという大役を買って出ます。しかしその白藤屋に持って行ったお菓子は、現地で開けたら血の色に染まっていました……。お得意様の信頼を失い、しかも注文を受けていないのに勝手に和菓子を持って挨拶に行ったことで、椿に咎められます。いきなりやらかしてしまった七桜。前途多難ですが、立ちふさがるのは椿の母親という強敵でした。どうやらお菓子に細工して血の色に染めたのは椿の母親らしいことがわかってきました。

そして今日子VS七桜の激しいいじめのシーンが展開。「疫病神!」と花瓶の水を七桜に向かってぶちまけたり、「蝶はね、蛾を家族にしたりしない」と言ってきたり、七桜の荷物を池に投げ込んだり……。さすが少女漫画原作。いじめのシーンが期待以上です。今日子は蝶を愛でながら「とおりゃんせ」を歌っていたり、かなり人格がやばい感じが演出から伝わってきました。

浜崎あゆみのドラマ「M 愛すべき人がいて」や「半沢直樹」など、このところ悪役やいじめる側の演技が光っています。そもそもの殺人事件も、この母親が怪しいような……。ちなみに大旦那は、椿は自分の孫ではなく、今日子が別の男性と浮気してできた子だと疑っていて、女ギツネ呼ばわりしていました。和菓子屋の内情はかなりギスギスしていて、味に影響していそうです。椿も、後日「あんこは自分を写す鏡だ」と語っていました。

最強の顔面をもつ横浜流星&浜辺美波…すぐに夜の夫婦生活に発展!?

ところで椿と七桜の関係はどうかというと、2度の壁ドンを経て、早くもいい雰囲気が生まれてきました。数々の試練があって、お互い助け合ったのも良かったようです。「夫婦らしいことをやってみるか」と椿から手を繋いできたり、七桜が別の職人と仲良くしているのを見た椿が軽く嫉妬したり、ついにはバックハグまで……。

そして第二話にして、夜の夫婦生活に発展。憎んでいる相手とラブシーンに発展するとは。やはりお互い最強の顔面なので、好意が芽生えるのが早かったのでしょうか。もうちょっとクールな関係を続けて視聴者をじらしてほしかった気もします。でも、今後の展開で何かの嘘がバレたりしてまた冷たい関係に戻る可能性も。試練が和菓子の味を深めてくれると良いのですが……。ちなみに、和菓子の作り方も丁寧に描いている作品なのですが、あんこにこんな大量の砂糖を入れているとは……と改めて驚かされました。涙の塩味が入るくらいがちょうど良い塩梅になりそうです。

横浜流星と浜辺美波が発する、官能的すぎる「あんこ」というワード

ネットで話題になった美しいラブシーンも良かったですが、それよりも官能的だったのが2人が徹夜であんこ作りをするシーンです。徹夜であんこ、略して徹あん……。「あんこは憧れだった」「しっとりしている完璧な光月庵のあんこだ」「あんたが本当に美味しいと思うあんこを作ってみろよ」など、深夜に「あんこ」というワードを連発していました。「あんこ」の響きが妙にエロいです。これで2人の距離が縮まったようにも見受けられます。美しい2人の共演と、和菓子のメッセージに注目していきたいです。

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辛酸 なめ子

漫画家・コラムニスト 武蔵野美術大学短期大学部デザイン学科卒。雑誌連載、執筆活動の合間を縫ってテレビ出演も。

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